採光の工夫

自由設計の家では、採光の工夫が暮らしやすさを左右します。でも家を建てる環境は様々。周辺環境やお客様のご要望を照らし合わせながら、柔軟な採光計画を練っていきます。

採光の工夫採光の工夫

周囲の視線を遮り
「中庭」から光を取り込む

周囲の視線はなるべく遮りたいが、開口を十分に設けられない土地もあります。そんな時、十分に光を建物内に届けるための代表的なアイディアが中庭です。

こちらのお宅では、リビングに面した場所に中庭を設けることで、交通量の多い道路沿いにありながら周囲の視線を遮り、プライベートな空間を確保。

また、中庭の壁を白くすることで間接光も室内へ取り入れることができるようにしました。狭小地の場合、中庭は隣地からの離隔距離を確保するためにも有効です。

周囲の視線を遮り「中庭」から光を取り込む周囲の視線を遮り「中庭」から光を取り込む

「吹き抜け」から
光を取り込む工夫

住宅が密集している土地、狭小地などで光を取り込むアイディアが、吹き抜けからの採光方法です。

こちらのお宅では、吹き抜けに光の通り道を作ることで、密集した隣家からのプライベートも確保しつつ、十分な光が降り注ぎ、下の階まで光が届くよう設計しています。